起業家としてビジネスを行っている方の多くが活用している「Facebook(フェイスブック)」
当然、起業初期であっても活用していった方が良いと言える重要なツールであると言えます。
ただ、「Facebook(フェイスブック)」というツールの特徴をしらないまま活用していっても、あまり集客効果を得られないツールに成り下がってしまうのです。
今回は、「Facebook(フェイスブック)」のツールの特徴だけでなく、集客につなげるためになぜ必要なツールであると言えるのか?
また、「どんなところに気を付けて活用していけば良いか」というところまで、分かりやすく解説していきたいと思います。
Facebookって、多くの人がやっていますが、本当にやった方がいいんですかね?
やった方が良いのは間違いありませんね。
でも、基礎知識を持って活用しないと、いろいろ失敗するので知っておいてください。
・Facebookを集客ツールとして扱わないこと
・5つのポイントを抑えて運営すること
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目次
Facebookを集客ツールとして扱うから勘違いする!
あの~タイトルがちょっと気になるんですけど、Facebookって集客ツールですよね?
その認識でFacebookに取り組んでしまうと、間違った使い方をしてしまうかもしれませんよ。
正しくは、「集客にもつかえるツールであり、かつ集客に大きな影響を及ぼすツール」という捉え方の方が良いかもしれません。
起業家の方は特に、Facebook(フェイスブック)を集客のツールであると認識している方も多いです。
確かに正しいのですが、初心者起業家の方が、そのまま文字通り受け取ってしまうと、大きなミスを犯す可能性があるので注意して欲しいのです。
Facebookのメディア特性として、他と大きく異なる部分があります。
それは「本名による登録が基本である」ということです。
もちろん、ビジネスネームなどでも登録は可能ですが、基本的に「個人」という部分にスポットがあたっているツールであると言えるでしょう。
そのため、Facebookでは「個人」を中心とした投稿が好まれるメディア、ツールであるのです。
※投稿に関する詳細は「ポイント2」で解説します。
しかし、世の中には「Facebook集客」をうたった商品が多いため、特に起業して間もないような人は、勘違いをしてしまうのです。
サービスとして提供する側が「Facebook集客」とうたうのは良いのですが、受け取る側はちゃんと理解しておかないと、「Facebook=集客ツール」と思ってしまうというわけです。
まあでも、集客に使えるツールのようですよね。なにか問題あるんですか?
これは後でお伝えするポイントにも関わってくるのですが、「集客につながる重要なポイント」を見逃す可能性があるんですよね。
目的に関わる部分ですね。
「集客」を目的にした場合、「集客できれば目的を達成」となるはずです。
しかし、本来ビジネスですから「商品が売れる」ということが目的であるはずなのです。
集客を目的にしてしまうと、商品を売れるところまでを考慮しなくなります。結果、思うような成果につながらなくなってしまうのです。
集客だけでなく、売れるところまで考慮して、Facebookを運用、活用していくことが重要ということなのです。
具体的には、Facebookは「信頼を勝ち取るためのツール」として活用していくと良いでしょう。
人が行動したり、お金を出して購入という行動に移るためには、「信用、信頼」という過程を必ず通る必要があります。
購買行動を起こす際には、信頼できないものを買うことはないということです。
街中で突然声をかけられて、「買ってください」と言われて買う人がいないように、信頼がないところに購入という行動は起こりません。
ですから、Facebookでは、「信用、信頼される」という目的を中心として、活用していくと良いでしょう。
有難いことに、「実名登録が基本」という時点で、ツイッター、インスタグラムなどよりも、信頼されやすい土壌ができています。
この利点を活かさない手はありません。
- 信用、信頼されるから、募集をかけて人が集まる。
- 信用、信頼されるから、集まった人が買ってくれる
この状態を作るために、Facebookを上手く活用していきましょう。
信用、信頼されるということで、結果的に集客につながるし、集客に大きな影響を及ぼすってことなんですね。
そうですね。集客を目的にしてしまうと、大事な部分を見落とすと思ったので、あえて最初にお伝えしておきました。
あと、本文中に出てきた購買行動については、以下の記事でより詳しく確認できるので、気になる方は併せて確認してみてください。
【セールス成功の秘訣】知れば売れる!お客様が買う理由と購買行動心理ステップ!
Facebook集客ポイント1|プロフィール登録内容・準備
ここからは実践的な内容になってきますよ。
信用、信頼されるために、実際にやるべきことですね。
起業家としてFacebookを活用していく際には、やはりプロフィールも重要であると言えます。
大きく分けると、以下のような設定項目がありますので、確認しておいてください。
- 名前、肩書き、基本情報などの文字情報
- プロフィール写真
- カバー写真
名前、肩書き、基本情報を登録する
Facebookには、数多くの個人情報を入力することができます。
その中でも特に重要な部分だけに絞ってお伝えしていきます。
まずは「名前」です。
名前はカッコいいという理由で、英語表記を選択する方もいますが、お客様となる相手が外国人でない限りは、日本語表記にしておく方が良いでしょう。
英語表記にしてしまうと、単純に検索されにくかったり、見つけにくくなったりしてしまうからです。
次に肩書きです。
記入する場所としては、カバー写真や「基本データ>詳細情報>他の名前」あたりになりますが、あなたを示すのにぴったりの肩書きを付け、知ってもらうようにすると良いでしょう。
それ以外にも、Facebookでは、基本データとして様々な情報を公開することができます。
職歴、学歴、住んでいる地域、連絡先、基本データなどなど、公開可能であるならば公開していくと良いかと思います。
ただ、上記の内容よりも重要となるのが「自己紹介」です。
「自己紹介」は、トップに掲載されるだけでなく、URLのリンクを貼ることができます。
そのため、「自己紹介」の記入は必須であると言えます。仕事の特徴を分かりやすく記入し、URLを貼っておくようにしましょう。
プロフィール写真を登録する
起業家として活動していくのであれば、なるべく好印象のとれる写真を、プロフィール写真として登録しておくと良いでしょう。
写真は、なるべくならばお金をかけて、プロに撮ってもらった方が良いと思います。
やはりプロのカメラマンの写真は、出来も印象も大きく異なってくるのです。
中には、副業であることがバレないように写真を出したくないという方もいるかと思います。そんな方は、僕の写真のように「横顔」などでも仕方がないと思います。
ただ、目的である「信用」ということを考えると、正面の写真である方が良いと言えるでしょう。
間違ってもどれがあなたであるか分からないような複数人写っている写真や、信頼されないような写真を選択しないでください。
ある程度の解像度で、鮮明に写っている、信用され、好印象を勝ち取れる写真をプロフィール写真に選定してください。
と言いつつ、本人はちっちゃい写真使ってますよね?
僕自身の場合、出戻り副業時代にFacebookを使い始めたので、顔を出せなかったんですよね。その名残が続いていますね。
あとはブランディングも兼ねているので、今は自分をモデルにした勇者をメインにしています。
まあ、ブサイクで顔をさらしたくないっていうのも、少しありますけど・・・。
(;´▽`A“
カバー写真を登録する
カバー写真とは、Facebookの自分のページの背景に当たる部分のことです。
カバー写真は、一番、目に付きやすいので、非常に重要となります。
この部分で
- 自分が何をしている人なのか
- どんなビジネスをしているのか
ということを伝えられると、注目される可能性を上げることができます。
ただ1点非常に面倒な問題として、カバー写真はパソコンとスマホで表示の状況が異なるのです。
画像としては1つしか登録できませんので、両方に配慮したカバー画像を作る必要があります。
そのため、両方に配慮したカバー写真を作る場合には、かなり制限があるということになります。
確認していただくと分かるかと思いますが、文字を配置する場合には、真ん中の中段あたりから上段部分までが中心になることを理解した上で、作成する必要がありますのでご注意ください。
実際には作成して、アップロードしながら微調整が必要になるかと思います。
Facebook集客ポイント2|信頼されるための投稿
最初の項目で「信頼されることが目的として大きい」ということをお伝えしました。
信頼されるためには、投稿内容についても配慮が必要であると言えるでしょう。
では、信頼を勝ち取るためには、一体どうしたらよいでしょうか?
結論からお伝えしてしまうと「自己開示」が重要と言えます。
簡単に解説すると、「本音を言っている人は信用できる(自己開示)⇒裏表のない誠実な人⇒信頼」というような流れになります。
つまり、信頼されるためには、あなた自身が積極的に自己開示をしていくことが重要ということになるのです。
自己開示であるため、あなた自身のパーソナルな部分の投稿がメインになります。
- 美味しいものを食べた
- 旅行に出かけた
- 本を読んだ
- こんなことを感じた
- こんなことを考えた、思った
- 家族やパートナーとこんなことをした
このようなプライベートな部分をFacebookでは投稿していくことになるのです。
プライベートな投稿をメインとして、自己開示をしていく中で、たまにビジネスに関係する投稿を織り交ぜていくというのが、Facebookをビジネスで使っていく際の王道と言えるでしょう。
なんだか思ったより、自由な投稿をしていいって感じみたいですね。
そうですね。
ビジネスで言っていることを否定するような行動や言動、ビジネスに著しくマイナスに働くような投稿でなければ、気楽に投稿して良いと思います。
気楽な投稿こそが、信用、信頼を勝ち取ることにつながるので、特に初心者起業家の方は、あまり深く考え過ぎずやってみると良いと思いますよ。
自己開示をしていけば、ファンも増えてきますしね。
(^▽^)
Facebook集客ポイント3|反応される投稿時間と頻度
Facebookでは投稿時間によって、反応が変わります。
反応というのは、「見られる、いいねされる、コメントされる」というようなことです。
一番重視したいのは、あなたのビジネスのターゲット層の生活リズムです。
小さな子供がいる主婦層をターゲットとしている人と、日中働く人をターゲットとしている人では、Facebookを見る時間帯が異なるので、投稿する時間も変わってくるのです。
ただ、多くの場合は、お勤めに出ている人を対象としている可能性が高いかと思うので、その場合の目安となると投稿時間をお伝えしておきます。
《Facebook投稿の目安》
- 午前7時ごろ:朝の通勤時間を狙った投稿
- 午前11時ごろ:昼休みの時間を狙った投稿
- 午後5時ごろ:夜の帰宅時間を狙った投稿
頻度に関しては、1日1回~2、3日に1回くらいは投稿していきたいところです。
なかなか難しい人もいるかもしれませんが、積極的に投稿していくようにしていきましょう。
Facebook集客ポイント4|集客につなげる友達申請
なんか別のゲームみたいになってない?
しかも、はっきり断られとるし・・・。
(;´▽`A“
Facebookの投稿は、基本的に友達である人に見られることになります。
そのため、友達がいない状態で投稿し続けたとしても、集客につながることはほとんどないと言えるでしょう。
結果、日々少しずつ友達を増やしていくという過程が、どうしても必要となってくるのです。
まず、友達申請までの大まかな流れについて確認しておきましょう。
前提として、先に解説をしたプロフィールに関係する部分は、当然出来上がっているものとします。
《友達申請までの大まかな流れ》
- 自分の投稿が一定期間継続されている状態になっている
- 友達申請を行う相手を選定する
- 友達申請を行う予定の相手の投稿に一定期間「いいね」をつける
- 可能であれば、投稿に対してコメントを入れる
- 友達申請を行う
自分の投稿が一定期間継続されている状態になっている
Facebookで友達申請をしてくる方の中に、明らかにアカウントを作成したばかりの方がいます。
実はFacebookでは、なりすましアカウントを作成するものもいるのです。
こういったアカウントでは、継続した投稿がなく、「プロフィール写真を登録しました」のような投稿のみに留まっていることが多いのです。
あなたの作成したアカウントが、このような不正アカウントと誤認されないためにも、まずは一定期間投稿を行っていくことが必要です。
友達申請を承認するのも、先の項目でお伝えした「信用されること」が必要なのです。
あなたのアカウントが信用されるためにも、まずは投稿を半月~1か月くらいは続けた上で、友達申請に進みましょう。
友達申請を行う相手を選定する
「ただ友達の人数だけが増えれば良い」というような友達申請の仕方をしていると、最終的な目的である「売上につながる集客」はできなくなります。
そのため、友達申請をする相手に対しても吟味していく必要があるでしょう。
ビジネスのターゲット層を明確にし、ターゲット層に合致する人をピックアップしていくのです。
自宅サロンのような、お客様の住んでいるエリアが影響されるビジネスの場合などは、特に注意しましょう。
また、出来るだけ投稿頻度の高い人を選択した方が良いです。
投稿しない人はログインしていない可能性があるからです。
さらに除外する人として、お友達が5000人いる方は除外しましょう。Facebookの友達上限が5000人だからです。
Facebook開設当初は無理ですが、ある程度お友達ができてきたら、共通のお友だちがいる人を優先的に選んでいくと良いでしょう。
共通の友達が「信用」を連れてきてくれるからです。
友達申請を行う予定の相手の投稿に一定期間「いいね」をつける
いきなり見ず知らずの人から、友達申請が届いた場合、あなたならどうしますか?
まず警戒して、相手のプロフィールを確認するのではないかと思います。
最初の警戒を減らすためにも、まずは「いいね」などを行い、相手にあなたのことを知ってもらうことから始めましょう。
「いいね」を一定期間付けていくことで、知らない人であったはずのあなたが認知されることになります。
可能であれば、投稿に対してコメントを入れる
「いいね」を一定期間継続したあとで、可能であればコメントを付けられると、警戒されることはほぼなくなるかと思います。
コメントできそうな投稿を見つけて、コメントをしていくと良いでしょう。
でも、いくら「いいね」をしていても、いきなりコメントするのって勇気いるよね。
(;´▽`A“
そうですね。なので、ここでモジニケーションの技術を使いましょう。
(*^^)v
メッセージをする理由を明確にすることで、お互いに納得できるコメントにすることができます。正当性があるようなメッセージにすれば良いだけです。
モジニケーションとしては初歩と言えます。
例えば、「いつもはいいねだけ付けていたのですが、今日の投稿はどうしても気になったのでコメントしちゃいました。」みたいにすると良いでしょう。
友達申請を行う
ここまでくれば、いよいよ友達申請です。
申請の際には、メッセンジャーでメッセージも併せて申請を行っていくと、より承認される可能性が上がるでしょう。
ただ、実際問題としては、友達関係になっていない場合、メッセージが届いていることに気が付きにくい仕様になっています。
そのため承認されるまでメッセンジャーにメッセージが届いていることには気が付かず、結局、承認されないまま終わるということもあります。
Facebook集客ポイント5|認知を広げるシェア、タグ付け投稿
毎日少しずつ友達を増やしていっても、時間がかかるだけでなく、注目される可能性は高くはありません。
そこで活用したいのが「シェア」や「タグ付け」です。
Facebookの投稿は、基本的にお友達になって初めて見てもらえるものです。そのため、自分での投稿を見てもらっても、広がりに限界があります。
しかし、シェアやタグ付けとなると話が変わるのです。
簡単に言うと、友達の友達にも見てもらえる可能性があるということです。
シェア機能を活用して知ってもらう
シェア機能は、Facebookに投稿されたものを自分のお友達にも広めたいという時に使える機能です。
Twitterで言うところのリツイート機能と同じです。
そのため、自分がシェアすることで広まるのではなく、相手にシェアしてもらわなければならないという点が、難しい部分ではあります。
シェアされるためには、「シェアしたい、多くの人に知って欲しい」と思われる投稿であることが前提としてあります。
そのため、こちら側で出来ることは、投稿の質を上げていくくらいしかできません。
もう1つ出来ることとしては、自らシェアをしていくことです。
心理的な側面としては「返報性の原理」を活用しています。
「シェアされたから、いつかシェアしなきゃな」と思ってもらうことが狙いです。
しかし、シェアでそこまでのことを思う人も少ないので、過度の期待は禁物です。
やたらとシェアばかりするアカウントは、あまり好まれるものではありません。
なので、オススメは次のタグ付けです。
タグ付けを活用して知ってもらう
Facebookで一番効果的であると思われるのが、「タグ付け機能」です。
タグ付け機能を活用すると、タグ付けした相手のお友達にも見られる可能性があります。
起業家の間で良く行われるのは、「キャンペーンの告知の際のタグ付け」です。キャンペーンをシェアすることで、相手のフィード(投稿一覧)に表示されるのです。
結果、認知される可能性が上がり、友達が増える可能性が上がるわけです。
ただ、全く関係ない人を勝手にタグ付けするのは、流石にやめましょう。
上記の理由もあって、個人的にはシェアは積極的にして良いと考えています。
ただ、中にはシェアしたにも関わらず、相手にお願いすると無視する人もいますので、心を乱されないようにしましょうね。
(;´▽`A“
Facebook集客のポイントまとめ
「初心者起業家が抑えるべきFacebook集客の5つのポイント」についてお伝えしました。
Facebook集客は、上手い人は一気に売上までつなげることも可能となります。
お金を払うために重要となる「信用、信頼」を勝ち取れるツールだからです。
今回お伝えした流れをしっかり押さえて、目的を抑えてFacebookを活用していってくださ