最近では、主婦起業、ママ起業、シニア起業なども増えてきています。またサラリーマンの方の独立起業も多いです。しかし「起業をしたい!」と思っても、「何から始めて良いか分からない」という声を多く聞きます。
今回は、自分自身の起業の経験を踏まえて、起業の際に
- なにから始めたら良いか
- なにから始めたらリスクが少ないか
など、初めての起業の仕方についてお伝えしていきます。
起業しようと思った時には、5つのステップを踏んでいくと良い。
1:メリット・デメリットを知る
2:リスクを極限まで減らす
3:事前に調査を行う
4:お試し起業から始める
5:限界まで副業で進める
当サイトでは、初心者起業家の方や、起業したけど思い通りにうまくいかない方を支援しています。
「楽しく、やさしく、分かりやすい」を目指した結果、「ドラクエやファイナルファンタジーのようなRPGをプレイするような感覚で学べる起業支援サイト」に行き着きました。
いきなりだと戸惑うかもしれませんが、どうぞRPGの主人公になった気分で、楽しみながら読み進めてください。
当サイトは、こちらの運営ポリシーに沿って運営しており、初心者起業家の方のお役に立てる信頼される情報を分かりやすい形でお届けしていきます。
目次
ステップ1|メリット・デメリットを知り起業を考える
起業にはメリットもあれば、デメリットもあります。デメリットがある中で、あなたは、なぜ起業をしようと思ったのでしょうか?
起業支援をしている立場でありながら、こんなことを言うのはどうかとも思いますが、やっぱり伝えた方が良いと思うのでお伝えします。起業って簡単ではないのです。
(;´▽`A“
メリット、デメリットをしっかりと把握した上で、起業するかどうか判断してください。
ただ、ステップ4で、お試し起業についてお伝えします。メリット、デメリットを知った上でお試し起業をして判断するのが良いと思います。
まずはメリット、デメリットを知ってください。
起業をするメリットとは?
起業をするメリットと言われて、どんなことを想像しますか?
起業するメリットは、いくつもあります。
《起業をする主なメリット》
・縛られない自由な時間
・売れた分だけ報酬が増える
・定年やクビがない
・なんでも自分で決められるやりがい
・社長というステータス
・多くの費用を経費で落とせる
これだけ多くのメリットがあります。自由な時間とお金が手に入ることを夢見て、起業したいと思う方も多いのではないでしょうか。
また、サラリーマンの方は、嫌な上司が居ないということも、メリットになるかもしれませんね。
これらのメリットの恩恵を受けられるように、起業を成功させたいところですね。
起業をするデメリットとは?
続いてデメリットです。デメリットを知らずに起業するのは危険です。起業に失敗することで、人生が全く違ったものになる可能性が高いからです。
起業は成功した時のメリットも大きいですが、失敗した時のデメリットも多いのです。正しい知識を持って起業をするかしないかを判断しましょう。
《起業をする主なデメリット》
・稼ぎの保証がない。給与0が続く可能性もあり。
・全て自分の責任、借金をかかえることも。
・自由だが、休みなく働くことになる場合も。
・社会的信用がなくなり、ローンが組めない。引っ越しも困難。
・銀行口座が簡単には作れない
・失敗した年齢によっては再就職が厳しい
・起業したとしても9割近くが10年持たない
これだけのリスクがあると、起業するのも悩んでしまいますよね。でも、この記事を最後まで読んで頂ければ、リスクを最小限にして起業をすることができます。
ちょうど項目に上がっているので、先に少しお伝えしておきます。特にサラリーマンなど、会社勤めをしている方は、確認しておいてください。
会社を辞めて起業するにしても、会社に勤めているうちにやっておいた方が良いことがあります。「ローンを組む」ことと「引っ越しをする」ことです。
これは意図的にローンを組めということではなく、そういう予定があるのであれば、会社に勤めているうちにやっておかないとできなくなるということです。
クレジットカードを作ることも、車や住宅ローンを組むことなども、起業当初はまずできません。引っ越しをしたくても、賃貸契約すら結んでもらえなくなります。予定があるのであれば、会社勤めをしているうちに済ませておきましょう。
ステップ2|リスクを少なく起業するためには?
起業にリスクは付き物です。すでにリスクがあることが分かっているのですから、できるだけリスクを少なくする流れで起業をした方が良いでしょう。
ここではリスクを少なく起業していくために必要となる「起業前に確認すること」について確認していきます。
起業の手段を確認する
起業の手段について確認していきましょう。まず、起業のカテゴリーについて確認してみます。
《起業のカテゴリー分け》
- 物販(作ったものを売る)
- 商社、転売(仕入れたものを売る)
- お店の経営
- フランチャイズ
- アフィリエイト
- 技術の販売(無形サービス)
起業の種類としては、このようなものがあります。これらを「費用面のリスク」について確認してみましょう。
《起業カテゴリー別のリスク》
- 物販・・・仕入れの費用がかかり、売れなかった場合は赤字
- 商社、転売・・・仕入れの費用がかかり、売れなかった場合は赤字
- お店の経営・・・店舗を建てる、借りる費用が長期的ローンとなる
- フランチャイズ・・・加盟店契約料がかかる。
- アフィリエイト・・・ネット環境程度。費用面の負担はないに等しい
- 技術の販売・・・知識や技術の販売なので、費用面での負担はないに等しい
どんなことで起業しようか迷っているならば、初期費用が掛かるものに関しては注意が必要です。起業が上手くいかない理由の1つに、「お金」があります。
初期費用がかさみ過ぎて、安定収入を得るまで持たなかったり、家賃、ローン等の支払いが追い付かなかったりと、資金面で上手くいかなくなることが多いからです。
では、どのように起業していけば良いのでしょうか?
リスクの少ない方法を選ぶ
起業をするにあたって注意しなければならないことは、リスクを最小限に抑えて起業をするということです。
では、どのように起業すれば良いのでしょうか?
結論を先にお伝えすると、初期費用や仕入れコストがかからない「技術や知識などの無形サービスの販売」がオススメです。
具体的な肩書で言うと、「コンサル、コーチ、セラピスト、カウンセラー」などが、無形サービスを扱う人に当たります。
他の方法はリスクがあり過ぎて、よっぽど確信を持った状態でなければ、危険と考えます。
また、2-1(起業の手段を確認する)で「アフィリエイト」もリスクが少ないとお伝えしました。
しかし、アフィリエイトはリスクとしては少ないのですが、起業という意味では厳しいです。理由は、これだけで生活費を賄うだけの稼ぎを叩き出すのが難しいからです。
アフィリエイトで、数十万を稼ぎ出すためには、膨大なアクセスを叩き出すサイトを持つ必要があります。そのため、アフィリエイトは起業ではなく、お小遣い稼ぎくらいまででしょう。
さらに、もう1つ大事なことがあります。サラリーマンなど安定した収入がある状態であるならば、その状態のまま起業をしましょう。具体的にいうと「サラリーマンのまま起業をしましょう」ということです。
まとめると
《リスクを抑えた起業のポイント》
1:初期、仕入れ費がかからない無形サービスの販売で起業する
2:収入の柱がある場合は、その状態のまま起業する
★皆藤のつぶやき
アフィリエイトについて少しお伝えしましょう。アフィリエイトに関しては、昔少しやったことがあるので、参考までにお伝えしますね。
(○´∀`○)
本文では、「お小遣いなら」という書き方をしましたが、お小遣いとしてもかなり厳しいです。アフィリエイトは簡単に参入できることから、敷居は低いと感じますが、結果を出すのは相当大変です。
サイト自体のPV(ページビュー、閲覧数)が月に数万レベルで、やっと数千円~数万円になるかどうかというレベルです。僕が携わったゲーム、アプリ関係のまとめサイトでは、何十ものサイトを運営して、やっと一人分の月給が稼げる程度でした。しかも、毎日何十もの記事をアップして、その程度です。
正直あれはもうやりたいとは思えませんね。
(;´▽`A“
起業したいならやりたいこと?できること?
起業をしようとしたときに、まず考えることとして、「やりたいこと」「できること」どっちで起業するか、ということがあります。
結論からお伝えすると「できることで起業」すると良いでしょう。
「やりたいこと」での起業は、「やりたい」という湧き出るパワーは凄く良いですし、必要なことなのですが、1つ大きなことを見落とす傾向にあるのです。
それは、「お客様」です。ビジネスは「商品やサービスを購入するお客様」がいることで、初めて成り立つものです。お客様のことが見えていないまま、起業をしてしまうと、かなりの確率で起業は失敗します。
お金を出すのはお客様です。そのお客様のことが見えていないのは、非常に危険です。
1つ例を出してみましょう。絵を描くことが好きで、絵画を売って生計を立てるとしましょう。芸術家としての起業です。
想像しても分かるかと思いますが、自分の好きな絵を描き続け、ネット等で販売したとして、果たして安定した収入は得られるでしょうか?厳しいですよね。
同じようにミュージシャンなども同じです。バンドマンとして一生食べていけるのは一握りです。成功したら莫大な資産を手に入れることができますが、それはほんの一部であるため、起業の選択肢としては、なかなか厳しいということです。
かたや「できることでの起業」は、他の誰かよりも「できること」であるはずです。その「できること」を欲しがる人がいる可能性があります。お金を出して欲しい人がいる可能性があるということです。
もちろん、もっとお客様のことなども知る必要があります。それらを確認しないままで起業するのは、危険です。
なにについて調べ、確認するかについては、次のステップで解説します。
★皆藤のつぶやき
「やりたいこと」と「お客様ニーズ(欲しいもの)」が合致していれば、一番いいんですけどね。なかなかそうはいかないものです。
(;´▽`A“
最悪、「需要が全くない」なんてもこともあります。需要について先に確認しておかないと、やりたいことだろうが、できることだろうが、失敗します。
(゜―Å)
ステップ3|起業前に徹底調査をしよう
起業をする前に、調査をしておくことは重要です。リサーチですね。
このリサーチについては、かなり真剣に取り組むことをオススメします。ここをミスすると、ビジネスが軌道に乗りにくくなるからです。
調査ポイントは大きく分けて3つ
《3つの調査ポイント》
1:自分ができることを調査する。
2:ライバルを調査する
3:お客様について調査する
これは「3C分析」と呼ばれる方法です。マーケティングを勉強していくと、必ず出てくるもので、起業をする上では、欠かすことのできない分析手法です。
起業が上手く行くかどうかを左右する分析となりますので、しっかり読み込んだ上で、時間をかけて、取り組んでみてください。
できることを調査する
あなた自身ができることを調査します。
自分のことだから簡単!と思うかもしれませんが、自分のことだから一番難しいです。自分自身の調査は、以下の3つのやり方で確認していきます。
《自分調査の3つの方法》
1:自覚していることを確認
2:周りに褒められることを確認
3:これまでの経験の掘り起こし
以上の3つについて、解説していきます。
あなた自身が自覚している「できること」を書き出してみてください。商売になる、ならないは関係なく、まずは書き出すことが重要です。
皆藤自身を例にするならば、「ブログの発信とコメントのやり取りで彼女を作った」という、本当にどうでも良さそうなことから、「会う前に文字のやり取りでホレさせる婚活」と言うサービスが出来上がっています。
このように、どうでもいいことでも、とりあえず書き出してみてください。思わぬところからサービスができる可能性がありますよ。
できることの中で、分かりにくいことがあります。それは「自覚していないけど、他の人よりもできること」です。
なぜ分かりにくいかというと、「あなたにとっては当たり前のこと」だからです。出来て当然と思っていることなので、自分では気が付きにくいのです。
あなたにとっては当たり前のことですが、周りの人は気が付いています。そこを書き出すのです。チェックするポイントとしては、周りの人に言われた言葉です。
「こんなことできるなんて凄いね」「なんでこんなに早くできちゃうの?」のような言葉をかけられたのは、どんなことに対してでしょうか?それを書き出してください。きっとあなたが他の人よりも秀でた部分のはずですよ。
経験の中に、あなたが他の人より優れた部分があることは多いです。その経験を書き出してみてください。これも、ビジネスになるかどうかを考えず、どんどん書き出すことが重要です。
幼少期から、学生時代、社会人時代など、あなたの経験に合わせて区切り、各区切り事に経験したことを思い出して、書き出してみてください。分かりやすく言えば、「自分史」の作成です。
この時、数字に関係することは、数字も併せて書き出すことが重要です。今回の記事では触れませんが、この数字が含まれた経験は、コンセプトやキャッチコピー、USPなどの作成時に使うことができます。
「営業の経験がある」というような書き出し方ではなく、「20年2万人に対しての営業経験」や「5つの営業形態を経験」などのような書き方です。
ライバルを調査する
起業する前にライバル調査をしましょう。ライバル調査を行わないまま起業してしまうと、老舗でシェアも取れているライバルと丸被りになってしまったり、全く需要がないサービスで起業してしまったりします。これらを防ぐためにもライバル調査は重要です。
ライバル調査の流れは以下のようになります。
《ライバル調査の流れ》
1:ライバルを探す
2:ライバルについて項目ごとに調査をする
3-1(できることを調査する)で調査をしたことによって、ある程度、出来ることが見えてきたのではないでしょうか?
この段階では、まだ起業の候補がいくつかある状態で構いません。絞っていくのはこれからです。その指標とするために、ライバルの調査を行います。
ライバルを探す場合に、気を付けなければならないことは、実績がちゃんとあるかどうかです。お客様の声がある人を数名ピックアップすると良いでしょう。
もし、あなたが行おうと思っているサービスのライバルが、あまりにも少ない場合には注意してください。そもそも需要がない可能性があります。需要がないところでビジネスをしても、決して上手く行きません。
ライバルを数名見つけることができたら、次はそれぞれのライバルについて調査をしていきます。ライバルのどこに着目して調査をすれば良いかは、以下の通りです。
《ライバルの主な調査項目》
・ライバルの良い点、ウリ、強いところ
・ライバルの悪い点、足りないところ、弱いところ
・実績
・サービス内容
・サポートの内容
・提供者のレベルや視覚など
・ターゲット層
・提供価格
・お客様の声
主にこのような項目について、調査をします。特に注目すべきは、各ライバルの弱いところです。もし、全てのライバルが弱いところを、あなたがフォローすることが出来るのであれば、それはサービスとして売れる可能性があります。
また、ターゲット層をずらすことで、売れる可能性もありますので、どんなところをターゲットにしているのかも、注目してください。
本格起業のタイミングで、非常に重要なことですが、「ターゲットをずらす」ということは非常に重要です。このことについては、いずれ別の記事で解説します。
★皆藤のつぶやき
全く触れないのもどうかと思うので、簡単に「ターゲットをずらす」ことについて解説します。
(*^^)v
まず、老舗に真っ向勝負を挑んでも、新参者は勝負にならないということです。
(;´▽`A“
真っ向勝負を避けるように、ビジネスを展開していくことで、ビジネスを軌道に乗せていくのが、賢いやり方ということです。
ビジネスをする市場を細分化して、自分が勝負できるフィールド、市場で勝負します。
マーケティング用語で言うと「セグメンテーション」「セグメント化」なんて言います。
老舗や、すでにシェアを取っている人たちとは違う、勝負できる市場でビジネスを展開していくことで、売れる状態を作り上げるのです。
お客様を調査する
サービスを購入してくれるお客様について知らなければ、ビジネスは上手く行きません。逆を言えば、「お客様を知り、お客様が欲しいと思っているものを提供できれば、勝手に売れる」とも言えるわけです。
これは有名なピーター・ドラッガーの言葉である「優れたマーケティングは、セールスを不要にする」に通じるものがあります。
マーケティング(セールスの関連する全体の流れや活動)なので、お客様を知れば、あとは不要というわけではありません。しかし、お客様を知ることは、それらのスタート地点であり、最重要な部分と言っても良いでしょう。
では、お客様について、どのように調査をすれば良いでしょうか?
《お客様調査の主な項目》
・年齢層
・職業
・置かれている環境
・悩み
・休日の過ごし方
・将来的な不安
・失いたくないもの
・どうなりたいか
いくつか挙げましたが、もっとたくさんの項目を挙げてみてもよいです。
あなたが起業しようとするサービスの内容によっては、項目が変わることもあるでしょうし、足りない部分もあるかと思います。
ここでは、お客様となる人達が、どのような人であるかを確認するとともに、ニーズ(欲しいもの、手に入れたいもの)を調べていきます。
皆藤のもう一つのビジネスである婚活事業が分かりやすいので、それを例にしてみます。
《お客様調査例:皆藤の婚活ビジネス》
- 年齢層・・・20代後半~50代くらいまで。
- 職業・・・会社員が多い
- 置かれている環境・・・周りが結婚している、親が結婚しろとうるさい
- 悩み・・・結婚相談所、婚活パーティでも上手いかない
- 休日の過ごし方・・・一人で趣味や、家のことをして過ごす
- 将来的な不安・・・一人で老後を過ごすのは不安
- 失いたくないもの・・・頼れる人たち。一生頼れる人はいなそう。
- どうなりたいか・・・結婚したい
ただ、これだと普通の恋愛コンサルなどと何も変わりません。そこで、皆藤の場合は、悩みをより細分化しています。
結婚できない原因を細分化したのです。ここではその細分化の細かい段階については省略しますが、結果として、「先に会ったら婚活が上手くいかない人見知り、口下手、外見やプロフィールハンデがある人」をお客様としました。
人見知りだろうが、口下手だろうが、ブサイクだろうが、あまり関係ない婚活「会う前に文字のやり取りでホレさせる婚活」が誕生したのです。
お客様を調査することは、文章ライティングやキャッチコピーを作るときにも有効です。起業前に調査しておいてください。
ステップ4|お試し起業をしよう!
本格的に起業をする前に、お試しで起業をしてしまいましょう。これは自分も起業活動をしてから分かったことですが、起業は動いてみて初めて分かることが、凄くいっぱいあります。
それらを知るためにも、まずはお試しで起業してみることをオススメします。これなら、会社に勤めながらでもできるので、安全です。
お試し販売をしよう
お試しで販売をしましょう。
「えっ!いきなり販売するの!?」という声が聞こえてきそうですが、販売してしまった方が早いです。
「えっ!商品もサービスもないですけど!?」というかと思います。もちろんサービスは必要です。しかし、完成形のサービスである必要はありません。ある程度のサービス概要ができた段階で販売をします。
ただ、注意しておきたいのは「販売する相手」です。販売相手はお友達や知人です。そうでなければ、信用もないあなたからサービスを購入するはずはありません。
なぜなら購入という行動は「信用、信頼」を勝ち取ったあとにしか、行わない行動だからです。商品を購入する際には「購買行動心理8ステップ」という心理的な流れがあるからです。
《参考》
「1対1セールスでの話し方!知っておくべき4つの重要事項」
次の記事の1-2に「購買行動心理8ステップ」があります。
【売れる基礎】1対1セールスでの話し方!知っておくべき4つの重要事項
そのため、先に信頼を勝ち取れている人に「お試し価格」で売ります。場合によってはお試し価格「¥0」ということもあるでしょう。
それでも、サービスを試してもらった方が、メリットが大きいのです。
《お試しサービス提供のメリット》
- 実績ができる
- 問題点が分かる
- サービスを構築できる、より良くすることができる
- 友だちなので本音を聴ける
- お客様の声が取れる
- 起業して良いかの判断材料になる
- 友だちに感謝される
- 展開や反応をリアルに確認できる
- 行動することで、いろんなことが見えてくる
- 経営者的な視点を持てるようになる
上記のようなたくさんのメリットがあります。お試し起業のリスクは少ないですから、本格的に起業する前に、ぜひやってみてください。
★皆藤のつぶやき
自分の場合は、このお試し起業をしなかったため、非常に苦労しました。副業が禁止されていたということもあって、会社を辞めることを、全てのスタートにしてしまったのです。
(;´▽`A“
営業遍歴にも書いていますが、調査もお試し起業もせずに、いきなり起業しようとしたため、需要がないところへ売り込みに行っていたわけです。
(゜―Å)
これでは、どんなに頑張っても売れるわけはありませんよね。
(;´▽`A“
皆さんは、そうならないように「お試し起業」から始めると良いですよ。
d(⌒―⌒)←経験者は語る
お試し発信をしよう
お試し発信も始めてしまいましょう。お試し発信とは、ブログやSNSなどを通じて、あなたのことや、あなたのビジネスを発信していくことです。
ビジネスをやっていくときに、必ず必要となることがあります。それが「文章ライティング」です。書くことが好きな人であれば良いですが、そうではない人は、書くこと自体に苦労するかもしれません。
しかし、書くことを習慣化しておく必要があります。なぜなら、ビジネスを軌道に乗せていくためには、身の回りの人だけを直接勧誘しているだけでは、売上が安定も、継続もしないからです。
ビジネスを軌道に乗せ、継続的に売上を上げ続けるには、ネットの活用は避けて通れません。
そのため、文章ライティングのスキルは必要となるのです。しかし、技術もそうですが、書く習慣を身につける必要があります。お試し起業のうちに、書く習慣を身につけておくと良いでしょう。
お試し発信では「書くことの習慣化」「サービスの認知、周知」という2つのことを目的として行います。「認知、周知」には時間がかかるため、早めにやっておいた方が良いのです。
では、どのようなメディアを使えば良いかというと、お試し起業の段階では、アメブロなどの無料のブログを活用すると良いでしょう。
他のメディアに関しても、余裕があるのであればやった方が良いですが、お試し起業の段階では、無理にやる必要はありません。
ブログを選んでいる理由は以下の通りです。
《お試し発信でブログを選ぶ理由》
- 長い文章を投稿できる
- 記事が残る
- 検索エンジンの検索対象になる
- カスタマイズすることで、ホームページの代わりになる
これらのことがブログだけで出来てしまうため、お試し発信の段階ではアメブロなどを活用すると良いでしょう。他のメディアでは検索対象にもなりませんし、長い文章を投稿しても、投稿記事が流れてしまうので、お試しの段階ではオススメはしません。
他のメディアに関しては、それぞれのメディアに合った運用が必要なので、もう少し後でも良いでしょう。
お試し募集をしよう
お試し発信をするメディアで、お試し募集をしてみましょう。
「お茶会やります」「セミナーやります」のような募集記事を投稿するのです。おそらく、ほぼ申込はないはずです。しかし、その現実にぶち当たることが大切です。
起業をすると、試行錯誤して「これはイケる!」と思ったものが、全く当たらないことは多々あります。それを早い段階で経験してください。
そして、どこに原因があるのかを分析する癖をつけましょう。起業ではその積み重ねが大事なのです。
では、問題があるとき、どんなところにあることが多いかについて、お伝えしておきます。
《募集しても上手くいかない原因の例》
・投稿を見ている人が少ない
・募集内容が悪い(見込客が欲しいものではない)
・書き方が悪く伝わっていない
・投稿しているメディアにターゲット層が少ない
・信頼を勝ち取れていない
・ライバルのサービスの方が良い
以上のようなことが、原因である場合が多いです。1つずつ確認していきましょう。
ネット経由での申し込みを頂くまでには、時間がかかる場合が多いです。人に頼る必要も出てくることでしょう。
ビジネスを行っていく上で「集客」は最大の問題です。一定期間ごとにお試し募集をしながら、少しずつ前に進みましょう。
ステップ5|総合的に判断しよう
お試し起業をやってみて、最終的には起業すべきかどうかを判断することになります。ここでは、自身の経験や周りの起業家の話を総合してお伝えします。
結論を先にお伝えすると、「限界まで副業のままで活動した方が良い」です。ではその「限界」が具体的いつなのかと言うと、「自身の仕事だけで生きていける目途が立つまで」です。
これは、予測も含めて検討します。
例えば、月に30万円必要だとします。今は平日の夜と土日の活動のみで20万円の売上があるとします。
活動の時間を増やすことで、ほぼ確実に目標値に届くのであれば、専業になっても問題ないでしょう。
一番やってはいけないのは、「今の会社が嫌だから、まだ稼ぎは全然足りないけど専業になる」ということです。お金がないと精神的にきつくなります。出来るだけ、下地を作った上で副業を本業にするという流れが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
起業をするにあたって、何から始めれば良いかについてお伝えしました。
ステップ1|メリット・デメリットを知り起業を考える
ステップ2|リスクを少なく起業するためには?
ステップ3|起業前に徹底調査をしよう
ステップ4|お試し起業をしよう!
ステップ5|総合的に判断しよう
いきなり起業するのは、危険と言わざるを得ません。起業するということが、どういうことか、どんなリスクがあるのか、知っておいた方が良いです。調査やお試し起業は、今の環境のまま、空き時間を使ってできることです。
「起業したい」という思いが強いのであれば、ダブルワークの期間は時間を上手く使ってやっていくしかありません。リスク最小限に起業し、成功を収めてくださいね。
ブィブィ(o^─^o)v